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2014年 12月 26日

名ライダー10の条件 YDS

YDS-2取扱説明書の最後のページに「名ドライバー10の条件」なる記載があります。
当時は「ライダー」ではなく、「ドライバー」と言っていたのですね。
“なるほど”と思う節がありますので紹介します。
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by YDS_CLUB | 2014-12-26 21:26 | YAMAHA 2st Twin | Comments(2)
2014年 12月 16日

混合燃料 YDS

2ストロークエンジンの潤滑は、ガソリンに混ざったオイルがクランクやシリンダの壁面に付くことで行われます。
昔の2ストロークエンジンでは予めガソリンにオイルを混ぜて燃料タンクに入れていました。
初期のYDS(YDS-1~YDS-2/1959~1963)は、この混合ガソリン仕様で混合比は、20:1で指定されていました。
以下の資料は、1962年YDS-2の取扱説明書の一部です。
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分離給油になるのは、1964年YDS-3からでヤマハではこの機構を「オートルーブ」と呼んでいました。
エンジン回転数とスロットル開度により制御し運転状況に合ったオイル量(混合比)を供給するものでした。
オイルタンクにオイルを入れておけばガソリンのみの給油で済むので多くのユーザーに受け入れられ2ストロークエンジンの救世主となりました。
以下の資料は、1964年YDS-3のサービスマニュアルの一部です。
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上記資料で「YA6 YD1Dオイルポンプ・・・」とあるのは「YA6 YG1Dオイルポンプ・・・」の誤りです。

※当時のマニュアルなどでは「2サイクルエンジン」と書かれていますが正しくは「2ストローク・1サイクル・エンジン」です。
  ピストンが2行程で1サイクル「吸入ー圧縮ー爆発ー排気/掃気」を完了する意味です。
  英語表記では、「2 stroke」となります。最近の日本語表記でも「2ストローク」に統一されている様です。


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by YDS_CLUB | 2014-12-16 18:16 | YAMAHA 2st Twin | Comments(3)
2014年 12月 13日

応急起動 YDS

初期のYDS(YDS-1~3)のバッテリーは、6vでした。また点火は、バッテリー点火なのでバッテリーが上がると(電圧が下がると)始動できなくなります。
当時は、バッテリーの性能も良くなかったのでこのトラブルに対応するため、メインスイッチに「応急起動」のポジションがありました。
この位置にすると発電系の電気が直に点火系に流れて押し掛けでエンジン回転を上げることで高い電圧が得られます。(通常は、バッテリーに流れて充電する)
以下の資料は、1962年YDS-2の取扱説明書の一部です。
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by YDS_CLUB | 2014-12-13 20:19 | YAMAHA 2st Twin | Comments(3)
2014年 12月 10日

車載工具 YDS

バイクに付いて来るサービス工具も時代によって内容が違っています。
初期のYDSには、エアーポンプ(空気入れ)やグリスガンが付いていました。
エアーポンプは、燃料タンク下のフレームにステーがあってそこに差し込んで固定していました。
タイヤレバー付きスパナや六角レンチは、便利そうです。
以下の資料は、1962年YDS-2の取扱説明書の一部です。
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by YDS_CLUB | 2014-12-10 21:22 | YAMAHA 2st Twin | Comments(2)
2014年 12月 08日

ヤマハモーターサイクルのモデル名と機種コード(型式)について

ヤマハのモデル名の「YDS」は、「Y=ヤマハ」「D=250cc(排気量)」「S=スポーツ」を意味しますが、排気量については発売された順番にアルファベットが割り当てられました。
A=125cc 1955年 YA-1
B=130cc 1955年 YB-1
C=175cc 1956年 YC-1
D=250cc 1957年 YD-1
E=260cc 1958年 YE-1
F= 50cc 1960年 MF-1
G= 80cc 1963年 YG-1
H= 90cc 1964年 H-1
I= -----
J= 60cc 1964年 YJ-1
K= -----
L=100cc 1965年 YL-1
M=305cc 1965年 YM-1
N= -----
O= -----
P= 70cc 1965年 YP-1
Q= -----
R=350cc/360cc 1967年 R-1/1970年 RT-1
S=650cc 1970年 XS-1
排気量以外のアルファベットは、個々に意味を持っていました。
Y=ヤマハ 1955年 YA-1(ヤマハ・125cc・初代)
S=スポーツ 1959年 YDS-1(ヤマハ・250cc・スポーツ・初代)
S=スクーター 1960年 SC-1(スクーター・175cc・初代)
M=モペット 1960年 MF-1(モペット・50cc・初代)
T=ツーリング 1963年 YDT-1(ヤマハ・250cc・ツーリング・初代)
C=スクランブラー 1966年 YDS3-C(ヤマハ・250cc・スポーツ・3代目・スクランブラー)
E=セルスターター 1968年 DS5-E(250cc・スポーツ・5代目・セルスターター付き)
T=トレール 1968年 DT-1(250cc・トレール・初代)
X=4ストローク 1970年 XS-1(4ストローク・650cc・初代)
'70年代に入りモデル名に排気量が付くようになり、また個々の意味合いを持っていたアルファベットの使用も無くなり、シリーズやカテゴリーでアルファベットの2文字が使われる様になりました。
RD90/125/250/350/400(2ストスポーツ)、DT90/125/250/400(トレール)、TX500/650/750(4ストスポーツ)など

ヤマハの機種コード(型式)は、基本3桁で表わされています。「YDS-1=150」「RZ250=4L3」など
これは最初のモデルYA-1からではなく1960年代半ばに部品番号と共に統一されました。
1960年MF-1から1965年YM-1までを排気量順(同排気量は年代順)に並べて「101」から割り振った様です。
101=1960年MF-1~159=1965年YM-1
MF-1以前のモデル(YA-1、YC-1、YD-1、SC-1など)は、この3桁コードがありません。またYM-1以降は、モデルが起きる時点で順に採番されて行きました。



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by YDS_CLUB | 2014-12-08 18:29 | YAMAHA 2st Twin | Comments(2)
2014年 12月 03日

ヤマハ市販ダートレーサー “ASCOT SCRAMBLER” 続編

1964年にYDS-3が発売され、市販ロードレーサーはこのエンジンベースのTD1-Bとなります。
しかし、ASCOT SCRAMBLER はフレームやフューエルタンク、足回りなどはYDS-2のまま、エンジンがYDS-3/TD1-Bベースとなりました。
テールエンドが長いエキゾーストチャンバーやシート下の大型エアクリーナー、ストッパーが付いたシートなどが特徴です。
モデル型式は、YDS3M(158)でした。ASCOT SCRAMBLER は、このモデルが最終型となりました。
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※YDSシリーズについては、以下参照ください。
http://ydsclub.exblog.jp/22285842/

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by YDS_CLUB | 2014-12-03 19:02 | YAMAHA 2st Twin | Comments(0)
2014年 12月 01日

ヤマハ市販ダートレーサー “ASCOT SCRAMBLER”

1959年発売のYAMAHA 250S(YDS-1)には浅間レーサー用とスクランブルレーサー用のキットパーツが設定されていました。
その年の8月に開催された第3回浅間火山レース/第2回全日本モーターサイクルクラブマンレースでは浅間仕様のYDS-1が活躍しました。浅間のコースは、未舗装で高原のダートを高速で走ると言うものなのでそのマシンはダウンチャンバーにアップハンドル、大型フューエルタンク(浅間タンク)と言う独特のスタイルをしていました。
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一方スクランブルレーサーは、アップフェンダーにアップマフラー、スタンダードのフューエルタンクと言うスタイルでした。
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1962年発売のYDS-2にもロード用とスクランブル用のキットパーツがありましたがロードレース用はTD1-Aとして市販レーサーが発売されました。
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アメリカ西海岸のロスアンジェルス近郊の“Ascot Speedway”は、1957年に開設されたハーフマイル(800m)のオーバルコース(ダート)で四輪やバイクのレースが盛んに行われていました。
ヤマハは、これらのダートレース向けにYDS-2の車体にチューンアップしたエンジンを載せダウンチャンバーを装着、アップハンドルに大きなノビータイヤ(ダート向け)を履かせたモデルを1963年、US向けに市販しました。エンジンは、TD1-Aベースと言われていますがキャブレターはTD1-Aの26mmアマル別体式フロートタイプ(ミクニ製)では無く24mmVMタイプVM24H(ミクニ製)が装着されていました。スタイル的にはYDS-1の浅間仕様とスクランブル仕様を合わせた様に思います。
モデル型式は、YDS2M(154)で名称は“ASCOT SCRAMBLER”と言いました。
ロードレーサーでもなく、スクランブラー(モトクロッサー)でもないUS独自のダートレーサーを市販したヤマハはそれだけ北米市場を重要視していたのだと思います。
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※画像の一部はWebより転用


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by YDS_CLUB | 2014-12-01 19:18 | YAMAHA 2st Twin | Comments(3)