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2014年 06月 25日

Yamaha Twin の始まり YD-1

ヤマハは、YA-1(125cc、1955年)、YB-1(130cc、1955年)、YC-1(175cc、1956年)と2ストローク単気筒エンジンのモデルを発売しましたが、1957年に2ストローク2気筒エンジンのYD-1を出します。
このエンジンは、ドイツのアドラー社MB250を参考としたものですが、車体やデザインはオリジナルのものでした。
詳しい開発ストーリーは、以下参照下さい。
http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/collection/yd-1/story/
1957年 YD-1 14.5ps/6000rpm
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1959年 YD-2 14.5ps/6000rpm
Yamaha Twin の始まり YD-1_f0351435_17382546.jpg
YD-2は、同年にスポーツモデルのYDS-1が出ることもあり実用車寄りのデザインとなりました。また、セルスターターも装着されています。
1961年 YD-3 17ps/6000rpm
Yamaha Twin の始まり YD-1_f0351435_17382191.jpg
YD系は、YD-3で終わりとなりますが、1963年にYD-3のエンジンをYDS-2の車体に積んだユニークなモデルが発売されました。
1963年 YDT-1 18ps/6500rpm ※画像は海外向けカタログより
Yamaha Twin の始まり YD-1_f0351435_17381491.jpg
少し中途半端であったのかこのモデルは一代で終わりとなりました。
話が戻りますがYD-1エンジン(ボア・ストローク、54×54mm)のボアを1mmアップして260ccとし、自動二輪登録となるYE-1というモデルが存在します。
1958年 YE-1
Yamaha Twin の始まり YD-1_f0351435_17380786.jpg
これと同じように260ccエンジンのYE-2(1959年)、YE-3(1961年)、YET-1(1963年)が存在します。
またYDS系に準じた260ccエンジンのYES-1(1959年)、YES-2(1962年)もありますが、いずれも少量生産だったと思われます。
1965年には自動二輪登録の305ccエンジン搭載のYM-1が登場しました。「Yamaha Twin の続き.2」参照



by YDS_CLUB | 2014-06-25 20:46 | YAMAHA 2st Twin


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